バストアップをする方法にはいろいろありますが、手術は最も短期間で効果を得られる方法として多くの女性に選択されています。近年では豊胸手術の技術や安全性が飛躍的に向上し、手術の種類や選択肢が増えています。また日帰りで手術を受けることも可能になり、気軽に豊胸手術が受けられる時代になったといえます。
現代ではバストアップをはじめ、美容に関する悩みを抱える女性は多く、中には深刻に悩みすぎて健康障害を引き起こすこともあります。
また手術で希望のバストを手に入れたとしても、できるだけその事実を他人には知られたくないというのが女性の心理でしょう。
そこで女性の美容に関わるクリニックには、プライバシーへの十分な配慮がされ、治療を受けていることが他人に知られない配慮が絶対的な条件と言えます。
全てのクリニックでは治療を行うにあたりカルテを作成、保管する義務があり、患者は名前や住所を記入する必要があります。豊胸手術に限らず医療行為には患者の秘密を守らなければならないという守秘義務があり、万が一クリニックが個人情報を外部へ漏らせば、医療者は罰せられてしまいます。そのためクリニックでは慎重に個人情報の管理を行っており、クリニックから家族へ連絡することもありません。
また多くのクリニックでは、クリニック内で患者同士が顔を合わさないように待合室や病室を完全個室する、完全予約システムを導入するなどの配慮がされています。また受付や院内放送で名前を呼ばれることもないため安心と言えるしょう。
バッグ挿入法は現在バストアップの手術の一つとして広く知られています。その即効性や確実性から、現在でもバッグ挿入法によるバストアップを求める女性が多くいます。
近年では豊胸バッグの種類は増え、個人の体質、大きさや柔らかさなどの希望に応じて、あらゆる種類から最適なバッグを選択することができるようになっています。
このように目覚しい進歩を遂げているバッグ挿入法ですが、最も問題となるのは体が本来持っている異物反応です。
健康な人間の体内に異物が侵入すると異物反応が起こります。豊胸手術ではバッグが挿入されることにより、バッグを包みこむように被膜が形成されます。被膜は異物から体を守るバリアとなりますが、体質によって被膜はだんだん硬くなることがあります。こういった状態を被膜拘縮と呼んでいます。
近年発売されている豊胸バッグには、安全性の高いと謳われているものが多くありますが、体内へ挿入したバッグの異物反応の評価は、10年以上の長期的な経過をみて判断されるため、新製品が被膜拘縮を起こしにくいとは言い切れません。
多くのクリニックでは手術を受けた患者全員にアフターケアの中で被膜拘縮の予防に努めています。
被膜拘縮の予防では投薬とマッサージが行われます。マッサージでは手術後の1週間目頃にバッグを挿入したバストを揉みほぐし、被膜をストレッチさせます。
こういったクリニックの努力によって、現在では高い確率で被膜拘縮の予防が可能になっています。
バストアップの手術にかかる料金は、クリニックや手術の種類によって異なります。
例えば人工バッグによる手術の場合、片胸20万円前後が相場ですが、クリニックによっては100万円以上に設定されているところもあります。
ヒアルロン酸注入法の料金は1ccあたり3000円台後半が相場で、片胸に50cc注入した場合は20万円弱ということになります。
脂肪注入法の料金は、脂肪吸引料金と注入料金と合わせて設定されている場合が多く、50万円台から100万円台が多くなっています。脂肪を吸引する部位が多いほど高額になります。
バストアップの手術の料金の内訳は、主に材料費、人件費、広告費、利益からなっています。アフターケアや麻酔の費用は別途請求されるクリニックもあります。
材料費とはバッグ代、薬代などで、選択する手術の種類によって異なります。材料はどのクリニックでもほとんど同じ値で仕入れられます。
人件費は通常手術に関わる医師、ナース2,3人程度に関わる費用です。
広告費や利益はクリニックによって大きく差があります。材料費や人件費はどのクリニックでも差は少ないことから、手術料金の差は、ほとんど広告費と利益による差だと考えられます。
このように手術料金が高いから技術や保障が優れているとは限りません。実際に口コミでクリニックの評判が広がり人気を集めている技術の高いクリニックもあります。
バストアップの手術では保険は適用外で全額自己負担になります。高額な料金に見合った満足のいくバストアップを実現するために、カウンセリングで手術料金について明確にし、経済的な不安を解消して手術に臨みましょう。
高い料金を支払うのが難しい人は、バストアップの手術を受けるために、クリニックの美容モニターになるという方法があります。
「モニター」という言葉は社会の中でさまざまな意味で使用されていますが、バストアップに関わる「美容モニター」では、実際に豊胸手術を受けて、手術前と手術後の比較写真によってくりにっくの技術を紹介することを目的としています。
自分の身体が広告に載ることに抵抗が感じたり、モニターとしての手術に不安を感じる人も少なくありませんが、実際にモニターになると多くのメリットがあります。
そのメリットとは第一に、質の高い手術が受けられるということです。モニターの症例写真はテレビや雑誌、webサイトなどでクリニックの宣伝に使用されます。つまりクリニックの技術の披露になり、来院者を確保するためにもしっかりとした施術と最善のケアが受けられるのです。
そして質の高い技術が、通常とは比較にならないほどの低料金、または無料で受けられるというメリットがあります。場合によっては広告出演料が支払われる場合もあります。
クリニック側としても美容モニターは手術実績や症例写真の収集のために、また病院の空きを有効に活用するためにも重要な存在なのです。
バストアップをするために手術を受けたいが、経済面や技術面での不安があるという人は、モニターが適していると言えます。
モニターは各クリニックのホームページなどで募集していますが、応募が手術に直結するのではなく、本人の希望や適性を十分確認した上での手術になります。
モニターに興味がある人は相談をかねて一度応募してみるとよいでしょう。
豊胸手術で満足のいく仕上がりを得るためには、バストの大きさだけでなく、その人の雰囲気やプロポーションを考慮して、最善の手術を選択する必要があります。例えば全体的にふっくらしている脂肪の多い人には、脂肪注入法によって余分な脂肪の吸引とバストへ脂肪を注入する方法が適しています。また脂肪の少ない痩せ方の人がバッグ挿入法を行う場合には、バッグとの段差が肌表面に現われないために柔らかい種類のバッグを選択し、大胸筋下に挿入する方法が適しています。
クリニックによってはカウンセリングの段階で、トータル的なボディデザインを専門とする医師を置き、診察と手術方法の提案をしています。
さらに満足の行く仕上がりを得るために、出来る限り立った状態で希望サイズの模型バストなどを装着し、実際に洋服を着た状態でイメージをするなど、視覚的に確認することが大切です。コンピューターによるシミュレーションシステムを導入しているクリニックもあります。
また手術後のアフターケアは仕上がりに大きく影響します。特にバッグ挿入法の場合にはマッサージやトリートメントなどのケアをクリニックの指導に基づいて定期的に行うことが大切です。バッグの種類やクリニックの方針によって、マッサージが不要という指導がされることがありますが、より自然な仕上がりを得るためには、マッサージは不可欠と言えます。
近年の豊胸手術は、技術の進歩によってより美しく自然なバストアップが可能になっています。その技術が最大限に発揮できるかどうかは手術を受ける本人次第ともいえます。
バストアップの手術ではアフターケアがとても重要です。
特にバッグ挿入法では手術後1週間がとても大切な時期で、この時期にしっかりアフターケアを行うことが手術の仕上がりを左右します。
まず術後1日目頃にドレーンの除去を行います。医師はドレーンの内容物や豊胸バッグの位置の確認をします。
そして術後3日目頃にガーゼとバストバンドを交換、術後1週間頃には抜糸を行います。
その後、バストを自然な柔らかさに仕上げるためにマッサージを行います。希望によっては、手術後数年毎にMRI検診でバッグの状態を確認できるクリニックもあります。
脂肪注入法でも美しい仕上がりにするためには手術後のマッサージが重要です。術後の3週間頃までは脂肪吸引部のマッサージを行います。脂肪吸引法では手術後に吸引部の痛みがありますが、こういったアフターケアを確実に行えば、1ヶ月程度で痛みや違和感などの症状は落ち着いてきます。
アスターケアの時期や内容はクリニックによって異なり、中には手術後に無料で乳がん検診が受けられるところもあります。
アフターケアの料金は手術料金に含まれていることが多く、手術後の検査代や薬代、相談などは気軽に受けることができます。
アフターケアは手術後のバストを最良の状態に導き、維持するという役割があります。つまり手術によるバストアップはアフターケアがあって始めて実現するといえます。
近年では各クリニックでアフターケアを充実させる傾向にあります。信頼できるクリニックで、医師の指導に基づきアフターケアを受け、安心してバストアップを目指しましょう。